松林

老後に備えて幾ら必要か? 今のままで大丈夫?

顧問の松林です。

 

日本には手厚い年金制度があります。

ただこれで老後の生活は全く安心と考えている人は非常に少なくなってきているのでは無いでしょうか?

 

何故なら、老後の生活を支える大きな柱である年金が少子高齢化および加入率の低下により、

今の状態の給付を続けることは非常に難しくなってきているからです。

 

▽目次

老後にある程度安定した生活を送ろうと思えばいくらくらいの資金、貯金が必要でしょうか?

 

多くの専門家たちが老後に必要な貯蓄額を試算しています。

人によって今の生活の状態も違うし、老後に求める生活の質も違うので、

必要な貯蓄額の試算も当然夫々違ってきます。

 

ただ色々な仮定を置いて計算する事は可能です。

 

Kakeibot.doorblog.jp 等でその辺の計算をしていますのでそれらも参考にしながら必要貯蓄額を考えて見ましょう。

 

まず60歳までに必要な貯金は下記で表されます。

「60歳までに必要な貯金」=「60歳以降の支出}-「60歳以降の収入」

 

それでは「60歳以降の収入はいくら?」でしょうか?

 

  • 年金

いま夫婦2人の標準的な年金額は[232,600円/月]となっています。

これには国民年金(老齢基礎年金)2人分と、夫の厚生年金が含まれています。

 

85歳で死去すると仮定すると、年金需給開始の

65歳から85歳までの20年間に支給される年金は 「5,600万円」になります

 

ただしこれは今もらっている人の話です。

少子高齢化および年金加入率の低下により、年金支給額は減額されることが確実視されています。

現在より20%減額されると仮定すると年金受給の総額は「4,500万円」となります。

 

ただ これは会社に長く勤めていて国民年金の他に夫の厚生年金がある場合で自営業の人や転職の

多かった人等 国民年金だけの人だと 一人月に5万円程度の支給金になるのも そう遠くない事だと言われています。

この場合は月の年金受給額は10万円になり夫婦二人の年金受給の総額は「2,400万円」程度になってしまいます。

 

退職金


平均的な退職金額は大企業で2,000〜4,000万円、中小企業で1,000〜1,200万円です。
ただしこれも年々減少傾向にあります。

勿論個人事業主に退職金はありませんし、何回も転職する人の退職金は極端に少なくなります。

一応仮に 1000万円が退職金として支給されると仮定します。

 


  • 保険の満期金、返戻金

保険に加入していれば、満期金解約返戻金が支払われることになります。

これも人によって違いますが一応 500万円と仮定します。

 


  • 継続雇用

60歳以上で継続雇用の場合給与はかなり減ることになります。

仮に月20万円で65歳まで5年間働くと仮定すると収入は1,200万円になります。

 

上記を合計すると 60歳以上の収入は7,200万円になります。

ただし退職金が期待できない人は 6,200万円、保険の戻入が無い場合は5,800万円、厚生年金が期待できない人は3,700万円と下がって来ます。

それでは60歳以降の支出がいくらになるか見てみます。

 


  • 生活費

老後になったら時間に余裕があるので旅行に行きたいと思うでしょうし、

仕事をしていた時にはできなかったことをするのも楽しみでしょう。

ただ上を見てもキリがありません。

一般的にある程度の余裕のある生活を送るためには月30~35万円必要だと言われています。

仮に月30万円かかるとすると 60~85歳で 9,000万円必要です

 


  • その他の支出

住宅ローン等は完済していると仮定しても医療費、介護関連費、マイホーム修繕費、冠婚葬祭費用等があります。

金額の平均を考えるのは難しいのですが仮に1,000万円かかるものとします。

 

すなわち必要支出の合計は 1億円になります。

 

以上から最初の計算式に当てはめてみると

 

「60歳までに必要な貯金」= 「60歳以降の支出}-「60歳以降の収入」

= 100,000,000 – 72,000,000

=28,000,000

 

従って必要な貯金は 2,800万円になります。

 

勿論これは夫々の人により異なります。

例えば退職金が期待できない人は[3,800万円]が必要となるし

満期金、返戻金が無いタイプの保険にしか加入していない人は[4,300万円]が必要になります。

 

また国民年金のみで厚生年金が無い場合は 「6,400万円」が必要です。

 

もしあなたが 40歳で60歳までに2,800万円を貯蓄しようとすると

月に11万7千円の貯蓄が必要となります。

 

また自営業の人で退職金も厚生年金も期待できない人にとっては 6,400万円の貯蓄が必要になります。

同じようにあなたが40歳で60歳までに6,400万円を貯蓄しようとすると

月に26万7千円の貯蓄が必要になります。

 

今の収入の中から毎月これだけの金額を貯蓄するのはちょっと大変だという人も多いのではないでしょうか?

ただし老後の生活を考えると少しでも不安を払拭するために、生活を切り詰めてでも貯蓄をする必要があります。

ただ 今のゼロ金利の時代に貯金をするという事は大変です。

 

それでは貯蓄以外の資産形成を考えるのはどうでしょうか?

 

投資のために株やFXに手を出す人も多いですが、投資のつもりがいつのまにか

ギャンブルになってしまうこともあります。

一気に資産を増やしたいと思うあまり、ギャンブル的な投資になってしまっては資金を減らしてしまう恐れがあります。

 

老後の資金作りのために最も重要なのは安全性です。

 

今非常にリスクの少ない資産運用の方法として不動産投資を考えている人も多いようです。

交流会等に行くと不動産投資に誘われる事が非常に多いです。

 

日本の土地は限られているのだから 又首都圏に人が集まってきているのだから

基本的に首都圏の土地の値段が下がることはありえないと言うような話も聞きます。

 

僕はバブル時代を経験していますが、あの時には日本の土地はこれ以上増えないので

土地の値段は絶対に下がらないと言う「土地神話」があり皆争って土地を買いました。

 

結果は皆さんよくご存知のようにバブルがはじけて大変な事になってしまいました。

リスクはどの程度あるのかと言う事は自分で見極めないと人の言うことを聞いていると大変な事になります。

 

僕は資産形成の方法で重視すべきは下記だと思います。


  • 社会のニーズに合っている事

これも長期的に見て社会のニーズに合っている事が大切です。

 


  • 社会的に正しい事

これは法律違反をしていないと言うレベルではなく どこから見ても

正しく社会の役に立っていると胸を張って言える事です。

 

法律上は問題が無くても本当に社会の役に立っていると言えないものは

長続きしない恐れがあります。

 

継続的に収入になる事

一時的に収入が見込めたとしてもその収入が継続しない場合は大きな

資産形成には繋がりません。

 

60歳までに上記の貯金をする事が難しいと考えられる場合は

上記のような視点をベースに資産形成の方法を考えてみる必要があると

思います。

 

例えば集客王の代理店等をチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

松林努

松林努

投稿者の記事一覧

モズエンタープライズの顧問の松林です。
これまでは、いすゞ自動車で長く勤め、最後は商品企画、開発、品質保証等を行っていました。常務取締役でした。
そのあと上海GMの社長、日産自動車顧問、と自動車業界で長くやってきました。

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