顧問の松林です。
僕は自動車産業にかかわっていた頃毎月一度はデトロイトのGM本社で会議をしていました。
その時の本当に恐ろしかった話を書いてみます。
僕が本当に若くて(今でも気持ちは若いですが( ^)o(^ ))30代初めの頃の話です。
デトロイトのダウンタウン
自動車の町デトロイトはダウンタウンはどんどん治安が悪くなり、裕福な人たちはどんどん郊外に
移住しています。
デトロイトは自動車の町として大いに栄え多くの自動車関係の労働者が働く街になりました。
所が1980年代以降 自動車産業が衰退するとデトロイトの町は失業者にあふれる非常に
危険な町になってしまいました。
これは主として日本の自動車が燃費やスタイルや耐久性、スタイル等により人気をはくし
アメリカ車の市場が小さくなってしまったのが要因ですが。
ちなみにデトロイトは「治安の良いアメリカ都市ランキング」ではぶっちぎりで最下位で
「危険なアメリカ都市ランキング」ではぶっちぎりで一位です!
興味のある人は下記webを参照してください。
デトロイトの犯罪発生率
ちなみに上のサイトによると 10万人当たりの殺人が全米では5.3件に対して 303件と言う
信じられない高さになっています。
なお、日本の10万人当たりの殺人件数は0.3件ですからデトロイトの人口当たりの殺人件数は1000倍
以上と言うことになります。
デトロイトのダウンタウンはドーナツ現象と言われていましたが ドーナツの真ん中の穴の
部分にあたるダウンタウンは 裕福な人がいなくなるため、益々治安の悪さが加速され普通の
人たちは近づけない所になって来ています。
どうもこれはアングロサクソンに特有の現象の様で アングロサクソンの
国では 人々は裕福になると郊外の一戸建ての家に移り住み 中心部は取り残されるようです。
これはデトロイトだけでなくニューヨークやロンドンも同じ傾向があります。
一方ラテン系の人達は金持ちになっても都心のアパルトマンに住み続ける傾向がある為
ローマやパリは本当に魅力的なダウンタウンになります。
デトロイトの超高級レストランで
そんなデトロイトでも一番由緒正しい最高級レストランは下町にあるのです。
GMの本社があるルネッサンスセンターも下町の中心にあります。
僕はデトロイトでのGMとの定例会議を終えてGMの人たちとそのような下町の
高級レストランで食事をしていました。
僕は途中でトイレに行きたくなり一人でトイレに行きました。
レストランの地下のトイレで
トイレはレストランの中には無く 幾つかのレストランと共用で地下にありました。
僕が小用をたしていると 隣で同じく用をたしている2m10cmはありそうな ものすごく大きな
黒人が隣の僕の方に手を伸ばして僕の腕にさわり「お前の肌はすべすべしている」と言って
ニヤッと笑ったのです。
その時の恐ろしさは今でもはっきり覚えています。
体中に鳥肌がたちました。
僕は用をたしている途中でしたが、そのまま必死で走って逃げました。
後ろで大男の黒人が何か叫んでいましたが、あの時の僕は本当に速く走ったと思います。
人間切羽詰まると普通以上の力が発揮できるものなんですね( ^^)
フランクフルトのサウナでも
別の時ですが これも若い時にフランクフルトのサウナに行った事があります。
所がどうも 僕は知らなかったのですが ゲイの人が集まるサウナだったようなのです。
サウナに入っていると横に男の人が座ってくるのですが その時の距離感が普通では
考えられない位近くて結構緊張したことがあります。
どうも若い時の僕はその手の人に人気があったようです((+_+))
尚、ドイツのサウナは普通は男女混浴でタオルも何も使わないで入るのが
一般的ですが そのサウナは男の人だけでした(*´ω`)
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