顧問の松林です。
世界三大料理の一つ中華料理。中国人の食に対する探究心には感心します。
本当に色々なものにトライします。
サーズの時に大騒ぎ
あの大騒ぎしたサーズ(SARS)も中国の広州人が
ハクビシンと言う動物を食べたのが原因という事ですから笑い事ではすみませんね。
(当初はハクビシンが疑われたが キクガシラコウモリがキャリアーと言われている)
あの時僕は上海に住んでいて何処に行くにもピストルみたいな体温計をおでこに当てられ大変でした。
その最中にソウルに出張した帰りの飛行機で大変な事が起こりました。
乗客の一人がソウル出発時は平熱だったのが上空で発熱したらしいのです。
上海空港に着陸しても上海の検疫が終わらないと上陸できないので乗客は機内で待つようにとの
アナウンスが。
僕はスチワーデスに「一体何れ位機内で待っているの?」と聞いたら彼女は多分冗談で
「検疫は長くても一週間で終わるでしょう.」との事。
実際にはその乗客はサーズとは関係ない事が分かって数時間で解放されましたが。
僕も結構色々なものは食べました。
アメリカではガラガラ蛇をアリゾナの砂漠のレストランで食べましたが、
「僕はガラガラ蛇を食べたよ。I ate a rattlesnake!]と大きく書いたTシャツをくれました。
その他ワニも食べました。カエルやハトやカタツムリ ザリガニ等はわざわざ書く必要もないですね。
中国でもワニやザリガニ、カエルは普通の食べ物ですが、結構美味しいです。
ザリガニは本当に美味です。ただ一匹の肉は少ないのでビニールの薄い手袋をしてどんどん
食べるのですが食べたあとカラが山のようになります。
鳩は日本では食べませんが中国だけでなくヨーロッパやアメリカ 中近東を始め世界中で食べられています。
食べない国の方が少数派かもです。
かえるのほほ肉
カエルのほほ肉(透き通った小さな球形の肉)を
マンゴーのくりぬいた中心部に詰めてココナッツミルクをかけたものは
コラーゲンがいっぱいでお肌に良いとの事で女の子に人気があります。
結構高級料理です。
一匹のカエルから小さな丸いほほ肉が二個しかとれないので
一人前で一体何百匹のカエルが使われているかと考えると少し気味が悪いです。
コラーゲン一杯というと高級食材のツバメの巣も女の子に人気ですね。
虫を食べるレストラン
僕はあまり好きではないんだけれど、
レストランに入ると入り口にいっぱい色々な虫がおいてある所もあります。
ミズスマシやゲンゴロウ、タガメ、名前のわからないミミズみたいな生き物、サソリ、イモムシ等が
うごめいていてその中から好きな虫を選んで調理してもらうのです。
生ガキを食べて大変
ゲテモノでは無いのですが中国の鄭州と言う所のホテルのブッフェで氷の上に積まれた
生ガキがありました。
僕はここが中国だという事を忘れ、生ガキをそのままで食べました。
ところが中国人はそのカキをコックに調理してもらって食べています(*_*)
中国人が熱を通さないと食べないものを僕は生で食べてしまったのです。
僕は次の日成田に帰って来ました。
ニューヨークの息子の所に子供が生まれたとの連絡があったので
僕は成田経由でそのままニューヨークに孫に会いに行きました。
生ガキの事が少し心配だったのですがニューヨークの息子の家に着いても全く問題ありません。
息子と一緒にニューヨーク中心沿いのハドソン川の川岸で大変な事になってしまいました。
急にお腹が痛くなり 近くにトイレが見つからないしで大変でした。
僕は中国人でも食べないものを食べても問題ないんだ。と妙な自信を持ったのですが(*’ω’*)
やっぱりダメでした(´・ω・`)
世界のビールの冷やし方
あと、中国のレストランでビールを頼むと暖かいのか?冷たいのか?と聞かれます。
暖かいといっても温めている訳ではなく常温のビールです。
中国では冷たい食べ物は体に良くないと言う人も多いのです。
僕は勿論冷たいビール!と頼みますが
「時間がかかるけれどOKか?」と聞かれることがあります。
冷たいビールは用意していないで客の注文を受けてからビールを冷やすことも多いからです!(^^)!
ただヨーロッパでも日本のようにキンキンに冷やさないで若干ぬるめのビールを出されることが結構あります。
日本のように一気に飲んで ノド越し爽やか!と言うよりも ゆっくりチビチビ飲んでビールの味を楽しむという
場合も多いのです。
ビールは冷蔵庫が発明されるよりずっと昔からあるわけで考えてみると当然ですね。
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