顧問の松林です。
前にも飛行機で荷物が紛失した話を書きましたが別の話を書いてみます。
ウィーン空港に到着
僕は飛行機に乗る時は出張期間が少し長くてもキャリーオンの手荷物だけで済ませるようにしています。
今まで何回か預けた荷物が到着しても出てこなかったことがあるので気をつけているのです。
何回か手荷物が紛失した件については以前書きました。
オーストリアのウィーンに米国経由で行ったことがあります。
オーストリアと言うと如何にも堅そうな感じだし、相手の会社も歴史ののある堅い会社だったので珍しく
スーツにネクタイを荷物に入れていました。
僕の手荷物が出てこない
普通はビジネスカジュアルと言う事でネクタイ等は殆ど持って行った事がありませんが。
所がウィーンに着いてバゲッジクレームの前で待っていてもなかなか出てきません。
あのバゲッジクレームの前で他の人の荷物は出てくるのに自分のが出てこない時の気持ちは嫌ですね。
あの時は商社の人と一緒だったのですが、商社の情報取得能力の高さにビックリしました。
僕の手荷物はカナダのトロント空港にあることが判明
色々な支店に連絡をとって 僕の荷物がカナダのトロントのあるので 次の日にはウィーンに届くと言うのを
あっという間に調べてしまいました。
僕は少しホッとしましたが、次の日に荷物が届くと言っても次の日の朝から相手の会社と会議ですから
間に合いません。
ネクタイとスーツは貸してもらったが
それでスーツとネクタイを貸してもらう事にしました。
所がその時の同行者はでっかい人ばっかりで 貸してもらったスーツとYシャツを着るとだぶだぶで
袖口も長すぎて
すごく恰好が悪かったのです。
何しろウィーンの歴史の長さは半端ないです。
前日はアメリカのボストンにいました。
ボストンはアメリカの中では歴史的建造物が多い街です。
「この建物は非常に歴史的な建造物で200年前に建てられました」と言うような説明をボストンで
前日に受けましたがウィーンでは200年前くらいの建造物は古くも何ともありません。
そのギャップは非常に印象的でした。
次の日の会議は例えばアメリカの会議では出席者は普通非常にカジュアルな格好ですが ウィーンでは
皆非常にキッチリしたビジネススーツを着用しています。
その後 ウィーンのすごく素敵で、非常に格式ばった古城の中のレストランに招待されて夕食を
一緒にしました。
僕はダボダボのスーツが気になって殆ど料理の味は分かりませんでした。
その後はオペラに招待されて一緒に行きました。
他の人も精一杯おめかしをしています。又女性客は映画で見る舞踏会のように着飾っています。
僕は全く体にフィットしないスーツを着て非常に恥ずかしい思いをしました。
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