モズエンタープライズの篠原です。
FAXDMでの反響率は、平均で0.1%~0.5以下と言われています。
せっかく配信するのであれば、反響率を高めたいと思いませんか?
今回はFAXDMの反響率を上げるための5つのポイントについて記述します。
▽目次
FAXDMとは
時々オフィスにあるコピー機から
ガーって見覚えのない印刷物が出てくることってありませんか?
ぱっと目を通すと
「お弁当が350円」とか「無料セミナーのご案内」とか書いてあって
「へー、弁当安いな…!」とか思ったりするソレです!ソレがファックスDMです。
その名の通り、
ファックスでDMを配信する営業方法のことです。
突如現れた白黒の広告本当に効果があるのか?
と思う方もいるかも知れませんね。
でもこの営業方法
試したことがある人なら
その威力をよく知っています。
誰もが知っている、あのDELLやASKULなど大手企業も
ファックスDMをを利用しているのです!
反響率を上げる 5つのポイント
POINT1 ターゲットを絞る
まずやるべきことは「誰に、何を言うのか?」を決めることです。
配信先のターゲットにマッチしたFAXDMを配信しなければ反応がないばかりか、
クレームが発生する要因になります。
これから配信しようとしているFAXDMの内容がどのターゲット(業種・地域)かを最適に絞り配信することが大切です。
販売実績が少なからずある場合は今まで購入したユーザー層を分析することで
答えが出る場合がありますし、新商材の場合はしっかりした仮説やアンケートを
元にターゲッティングすることをお勧めします。
POINT2 オファーを考える
FAXは捨てるにしても、100%見られる広告ですが、
説明を受けないと分からない新商材や形にないようなコンサルティングや
専門サービスの場合は直接的なFAXDMではなく
商品に関する「無料」の小冊子やセミナーなどのオファーを提示すると反響が獲りやすいです。
POINT3 FAX原稿を作る
FAX原稿を作成するポイントは、広告チラシのようなFAX原稿よりも、業務連絡のような
レター風のFAX原稿がおすすめです。広告FAXは中身を読まずに捨てられやすいためです。
反響を高めるための原稿例
「1,000円OFF」よりも「10%OFF」に安さを感じる
「50%OFF」より「半額」という単語の方が効果が高い
「先着○○名」より「限定○○名」の方が反響がよい
など同じことを伝えようとしても言葉によって反響率が変わってきます。
POINT4 リストを準備する
通常のFAXDMでは、配信先の宛先リストを準備する必要があります。
いくら原稿が良くても、鮮度・精度が悪いリストに配信しても反響率はあがりません。
FAXDM配信会社でリストレンタルを行っている会社もございますが、リストの鮮度・精度も重要になります。
POINT5 タイミングを計る
FAXDMの配信はタイミングも重要です。
例えば、不動産会社は水曜日休みですので、
そのタイミングを避ける、会議が多い月曜朝、
忙しくなる週末、月末、決算月の配信はなるべく
避けた方が良い場合があります。
業種によって異なりますが、
お客さまが、もっともFAXを見てくれそうな時間帯を考えてFAXDMを配信する必要があります。
最後に
FAXDMは、一方的に案内を送るわけですから、お客さまが必要としない、
魅力を感じない内容を提案しても、特に迷惑な話になります。
でも、お客さまが「これは良い」「今すぐ詳しく知りたい」と思える案内をすれば、
お客さまにとって、興味深く面白い案内になります。
FAXDMは、決して時代遅れの手段ではありません。
正しい使い方さえわかれば、会社が生き残るための優れた広告手段になります。
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