モズエンタープライズの岸野です。
セミナー集客のFAXDM、あなたはどのように原稿を用意していますか?
ご自身で作成する方、デザイナーさんや会社に依頼している方等様々かと思います。
そんな中でこんなお悩みはありませんか?
・FAXDMのテンプレートはたくさんあれど、結局どの原稿が反応率が良いのだろうか…
・配信はしたけれど、参加申込書が来ない
・原稿を作りたいけど、どこから作ったらいいか分からない etc…
パッと見てデザインがしっかり作ってあるものが
実際に配信をしてみると反応が出なかったり…
やっつけで作ったものがめちゃくちゃ反応がでたり…
実は、FAXDMって奥が深かったりします。
じゃあますますどうしたら良いのよってなりますよね(;’∀’)笑
しかし、実はFAXDMにはきちんとコツがあります。
曖昧なやり方に惑わされず、
堅実に 反響のあるFAXDMを作成するために、今回は
FAXDM原稿作成のコツを【セミナー集客版】で
テンプレートを用いて細かく説明・解説したいと思います。
▽目次
FAXDMは、デザインよりも内容
デザインも大切な要素のひとつではありますが、
FAXDMにおいて最も重要なことは2つだけです。
①何のセミナーなのか
②何を得られるのか
この2つがしっかり伝わる内容になっていることが一番重要です。
FAX配信で最初によくぶつかる壁として、
パッと見たときに「なんかよく分からないから捨てられる」というのがあります。
何のセミナーか、そもそもセミナーかどうか分かってもらえないと、
せっかく作った原稿が水の泡です。
第一条件として「何のセミナー」なのかが分かるようにしましょう。
また、会社の規模や実績やセミナーの特徴を入れる人が多いですが、
これはやりすぎると逆に怪しくなったり、受け取った人に響かないことがあります。
その情報には特に興味がないからです。
それよりもセミナーに参加したら「何を得られるのか」をアピールします。
受け取る人にとってのメリットを打ち出し、一方通行な原稿にならないようにしましょう。
セミナー集客のFAXDMは8つの骨格で構成される
原稿を作る前にまずは骨格に沿って内容を考えてから、
実際にデザインをして形にしていきましょう。
今回は下記の原稿のテンプレートを用いて骨格について説明します。
そして、この原稿の骨格を表すとこうなります。
大きく分けると8つのパートにわかれています。
①誰向けのものなのか
②キャッチコピー
③セミナー名
④何を得られるか
⑤セミナー情報
⑥講師紹介
⑦オファー
⑧問い合わせ先
この8つの役割とポイントについては次で細かく解説します!
骨格8つの役割とポイント
それではここからそれぞれの項目について細かく解説していきます。
【①誰向けのものなのか明記する】
誰に読んでもらうべきかを、最初に入れておく必要があります。
代表者様、人事担当者等どの立場の方向けのセミナーなのかを明確にすることで、
最初に確認する事務の方が誰に渡せばいいのか分かるのでスムーズです。
また、それを受け取った方も『自分宛てに来ているんだ』として読んで判断してもらえるので、
しっかり明記してまずは対象者に読んでもらえる道筋を作りましょう。
また、FAXDMは頼まれていないのにこちらから一方的に送るものなので、
原稿の上部に「突然のFAX失礼します」というような配慮の言葉を入れるのも大切です。
①事務の方がどの人に渡せばいいのかわかるようにする
②読んだ人が「自分宛てに来ている」と思ってもらうようにする
③原稿上部に配慮の言葉を入れる
【②キャッチコピーをつける】
この部分は、受け取った人が『最初に見る』ところです。
つまりは、FAX原稿の内容の中で『一番重要』ということになります。
キャッチコピーを見て読む価値があると判断されれば原稿に最後まで目を通してもらえる確率が上がります。
また、セミナーの内容や概要を入れるよりは、見た人にとって興味が沸いて続きを見たくなるような内容や「どういう意味なんだろう?」答えを知りたくなるような工夫をしましょう。
①大きいフォント
②目を引く内容
③数字をいれる
④悩みをいれる
⑤「どういう意味なんだろう」と「?」をつくる
【例】
・人を増やさずに売り上げ2倍に
・もう人材不足に悩まない! 新しい採用方法があります
・たった3人で月商〇万に
・注文が鳴りやみません
【③セミナー名を明記する】
キャッチコピーの次に目を通す部分です。
この原稿が何を伝えているのか明確にする必要があります。
セミナーの場合は、セミナー名を入れると良いでしょう。
【④何を得られるのか明記する】
セミナーの『特徴』ではなく、お客様にとっての『セミナーへの参加価値』を伝えることが大切です。
過去参加人数や他社との違いよりは、
このセミナーに参加することで実現できること・学べる事・得られることを入れましょう。
何をやるかを伝えるのではなく、何を得られるかをアピールする
【例】
・自社の加入している保険の適正度が分かります
・2時間で理想の人材の採りかたが分かります
・社員の離職率が激減します
・新規顧客開拓の悩みがなくなります
【⑤セミナー開催情報を記載する】
必要な内容は下記です。
・日時
・時間
・会場の場所(分かりづらい立地であれば地図をいれるものアリです)
・参加費
・セミナー内容
補足
参加人数の限定数や残りの座席数を入れると参加への促進になります。
【⑥講師の紹介】
講師紹介は会社の信用度を上げる大切な部分です。
講師の写真は必ず入れましょう。
また、過去の経歴を会社名や業種を入れて紹介することでより信用における会社と
印象付けることができます。
①講師の写真をいれる
②経歴をいれる
上記の項目があることで信用性が高い内容になる
【例】
大手IT会社にて、マーケティング・マネジメントを学び、その後、コンサルタント会社にてトップコンサルタントとして10年間活躍。
人材教育コンサルティング会社「モズエンタープライズ株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。現在では従業員200名の社員を抱えて全国に展開している。
【⑦オファー】
オファーとは『申し込み欄』のことです。
まずは、申し込み先がどこか分かるようにFAX番号を大きく入れましょう。
※メールでの申し込みにするとアドレスの打ち間違えなどがあるので、FAXバック先は出来ればFAX番号かQRコードを入れて申し込みしていただくようにしましょう
また、チェックボックスを作り『参加・日程が合わないので別日で参加・FAX不要』の項目を入れましょう。
『日程が合わないけど興味がある人』は見込客になるので必ず入れましょう!
また、FAX不要欄は作らないと、FAX不要の連絡が直接電話に来てしまうので、なるべく入れていただくことをお勧めします。
申し込みの欄は、会社名・担当者・参加人数・電話番号・メールアドレスくらいの情報を入れましょう。
あまり記入欄が多いと書くのが面倒に感じて申し込みへのハードルが上がるので、折角興味を持ってもらっても申し込みにならないリスクがあります。
①FAX番号は大きく
②記入欄は必要最低限に
③「別日で参加希望」の項目をつくる
【⑧お問合せ先を明記する】
内容について電話で詳しく聞きたい、席数が残っているか知りたいなど、
問い合わせしたいと思った方が迷わないように最後に会社名・電話番号などの問合せ先を入れましょう。
担当者がいれば入れるとより親切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずは原稿を起こす前に骨格に沿って自社のアピール内容を文字に起こしてみましょう。
それからデザインをしてみて、
①何のセミナーか ②何が得られるのか
がちゃんと伝わる内容になっているか確認すると良いと思います。
弊社でもFAXDMの代行配信を行っていますが、
お申し込み後に原稿の添削を無料で行っております。
いつでもご相談下さい(^^)
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