法人営業で飛び込みを行うと、多くの営業担当者が「受付で断られる」という壁にぶつかります。
担当者や決裁者と会えなければ、商談にすら進めませんよね。
この記事では、飛び込み営業で受付を突破するための実践的な6つのコツを紹介します。
営業初心者の方にも分かりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
▽目次
飛び込み営業のメリットとは?
そもそも「なぜ今も飛び込み営業なのか?」。まずはそのメリットを理解しましょう。
飛び込み営業の5つのメリット
- 名刺交換ができる
- 担当者の名前や部署を確認できる
- 会社の雰囲気や規模感を把握できる
- 資料を直接手渡しできる
- タイミング次第で決裁者に直接会える
テレアポと違い、「対面による接点づくり」が最大のメリットです。
受付で断られる理由とは?
なぜ受付で断られるのか?原因を把握しておくことで対策が立てられます。
- 「アポイントがない営業は繋がない」と会社から指示されている
- 営業マンの第一印象が悪い
- 説明が長く分かりづらい
- 既に類似サービスを導入している
飛び込み営業で受付突破する6つのコツ
① 売り込みをしない
受付で長々と説明するのは逆効果。社名と要件は端的に伝えましょう。
NG:「近くを回っているので挨拶に伺いました」
OK:「御社の〇〇コスト削減のご提案で参りました」
② 会社にとってのメリットを伝える
自社商品の説明ではなく、相手企業にとってのメリットを先に伝えましょう。
例:「年間経費を40%削減できるサービスについてご提案させていただきたく伺いました」
③ 受付への配慮を忘れない
突然の訪問だからこそ、「お忙しいところ恐れ入ります」「5分だけお時間いただけますか」など、丁寧な一言が印象を左右します。
④ 受付を味方につける
受付担当者のお名前を伺い、次回訪問時に「あ、○○さん、先日はありがとうございました」と話しかけるだけで関係が深まります。
⑤ 一枚チラシで興味を引く
会社案内ではなく、一目で内容とメリットが伝わるA4のチラシを渡しましょう。
手書きのメッセージを添えるとさらに効果的です。
⑥ 断られることを恐れない
「今は必要ない」と言われても、話を聞く姿勢のある企業を探すというスタンスが大切です。
断られた理由を聞くことで、次回以降の改善材料になります。
まとめ:受付突破は信頼づくりの第一歩
飛び込み営業での受付突破は「テクニック」ではなく「誠実な姿勢」がカギです。
売り込むのではなく、「相手にとって価値ある情報を届けにきた」というマインドで臨むことで、突破率は確実に上がります。
断られることに自信を失わず、信頼構築の第一歩として前向きに捉えましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 飛び込み営業に適した時間帯は?
A. 午前10時〜11時半、午後2時〜4時が対応してもらいやすいです。昼休みや朝イチ、終業直前は避けましょう。
Q. 担当者が不在だった場合は?
A. パンチのあるチラシ+手書きメッセージを残し、後日フォローアップの電話や再訪問を行いましょう。
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