経営者・人事・部下を抱えるあなたは
優秀な社員をもちろん辞めさせたくないですよね?
しかし、辞めさせたくない優秀な社員ほど
ヘッドハンティングにより転職をしたり
ステップアップを考えて転職をしたり
独立をしたりで
辞めていってしまう…。
そんな悩めるあなたに、
今回は優秀な社員を辞めさせないための対策を紹介したいと思います。
大前提として、
退職しようかどうかを相談されたときにはもう遅いです。
その時から対策を練っても、優秀な社員さんはもう心の中で退職を決めています。
なので今回は
優秀な社員がいるけれど、なんだか辞めちゃいそうと感じている方
優秀な社員が辞めるのが怖いから日ごろから気を付けたいと思っている方
に向けて日ごろから出来る対策を紹介していきます。
教育体制、社風に一貫性を持たせる
優秀な社員に限らず、社員が会社を去りたいと思う原因の一つに
「教育体制や社風が不安定。上司によって言っていることが変わる。」
と感じることが挙げられます。
上司Aは『すごくいいね!』と褒めてくれたことでも
上司Bは『これは必要ないよ。やらなくていいよ。』と言う…。
このような
人によって言っていることが違う。じゃあどうしたらいいんだ!
という小さなフラストレーションの積み重ねが退職への第一歩となり得ます。
理念や教育体制、重んじている社風を常日頃社内で共有して一貫性を保ちましょう。
社風や企業文化を明文化して社員が共有できるようにすることは、一つの手段として有効です。
ちなみにモズエンタープライズでは明文化をして
額縁に入れて飾ってあります。
社員の個性を認めてあげる
経営者にしてみれば、自分の意見に逆らわない自分好みの人材だけを雇いたいと思うものです。
しかし、画一化された会社では活気が感じられないし、
優秀な社員なら画一化される前に会社を見捨ててしまいます。
個性があるからこそいろんな意見が出て活気あふれる職場になり
意見がぶつかるからこそより良い意見の出る会社になります。
そういう職場にするためには、経営者・管理者が社員の様々な意見に
耳を傾けられるようにしなければなりません。
規律の範囲内なら自由にさせてあげる
ある程度話し合いをして、社員が挑戦したいと言ってきたことに対し
挑戦させてあげることも大切です。
仕事を任せてもらえているということに、自分の存在意義を感じ
やりがいも感じるので毎日同じ仕事の繰り返しにならないので
仕事に関してマンネリ化しなくなり、辞めてしまう可能性を少なくできます。
功労行賞を公正に行う
人はたとえボランティアであっても、何かを成し遂げたのであれば見返りが欲しくなってしまいます。
見返りはお金や物品などの形のあるものだけでなく、労いや感謝の言葉のような形のないものも含まれます。
しかし、どんなに困難な事業を達成してもその成果や褒賞が
他の人に横取りされてしまったら悲しいですし不満ですよね。
頑張っても正当に評価されない会社に居たくなくなるのは普通のことだと思います。
経営者は全ての社員を公平に扱わなければなりません。
ちなみにモズエンタープライズでは
「頑張っていると思う社員2人に投票して上位2名に褒賞を与える」ということをやっています。
毎日の業務の中で頑張っていると思う人を名前と理由を書いて投票します。
最近の結果では、2位が
同率で2人!龍二さんとぬまのちゃんです。
お二人とも毎日毎日電話対応や事務作業など頑張っています!
そして、1位がピーさんです!
文句なしの1位でした!
会社のことを一番知っているし一番愛しているピーさん。
社員の全員がお世話になっているお姉さんです。
さてさて褒賞の中身は、、、?
スターバックスカード!!!
うらやましい限りです、、、(笑)
入らなかった私やほかの社員も頑張っているということで、
社長はスタバ無料券をくださいました!
このようにいつも頑張っている分、ご褒美があるとやる気がでますよね!
社員と話し合う時間を持つ
経営者の方は、社員と面談する時間を設けることが必要です。
社員が今やっている仕事に対してどう向き合っているのかということを
社員の口から直接聞くこともできますし、
会社が大きくなっていくと社長と社員の距離が離れていってしまうことから
信頼が薄れていくような問題を防ぐことができます。
経営者がリーダーシップを持つ
経営者が経営陣や出資者の言いなりのようにになっている会社も多く、
社員が会社に対して不信感をもって運営されていることもしばしば。
そんな会社にいても希望を持てないので、優秀な社員も離れていってしまいます。
経営者も社員のことを信用して仕事を任せる。
社員も経営者のことを信用して仕事をする。
こういった理想的な関係を築けたらとても良い会社になりますよね。
そういう風になるためには経営者が自らリーダーシップをとって
尊敬される経営者になるように努力すれば、社員は自ずとついてくるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
経営者が下に任せるのではなく、自ら動くことによって
社員は尊敬してついていきたいと感じますよね!
経営者の意見を押し通しても理解されなかったら意味がないし
経営者は考えることがいっぱいあって大変だなあと思います。
社員との距離を遠く感じさせない社長の下で働いている社員は
生き生きしているように見えますし、
仕事にやりがいをもっているように見えます。
経営者と社員の距離感を上手く図りながら接するようにすれば
自然と優秀な社員は辞めないようになるのではないでしょうか。
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