こんにちは!
電車の中ではスマホをいじるよりずっと妄想をしていたいブランディング事業部のスズケイです。
この前、電車の中で楽しそうに話す就活生男女2人組を観てると、頭の中でベタベタな恋愛ドラマが始まってしまい電車を乗り過ごしてしまいました…!(しっかりしろ)
さて、新年度も始まり出会いと別れが何かと多い季節になりましたね。
嬉しいことや悲しいことが沢山ある季節なんじゃないかと思います。
そんな中、僕も最近はちょっと落ち込むことがありまして、モヤモヤすることが沢山あります。
この前そんな話をしていたら、友達が僕の話を聞いて泣いてくれました。
僕もまだ泣いてないのに…。
「お前、秦基博かよ…!」と、心の中でその友達の共感力の高さを尊敬してしまいました。
皆さんの周りにも、この人すごく感情豊かだなー、と思う人が一人や二人いませんか?
そしてそういう人って何だか魅力的じゃないですか?
映画を観て涙を流したり、
綺麗な景色を観て頭が吹っ飛ぶような衝撃を受けたり、
情熱的な音楽で燃えてきたり、
道端のタンポポを見つけてウフフとなったり、
生きてたら心が動く瞬間がいっぱいあって、それが多ければ多いほど、何気ない日常も、どうしようもないピンチも色鮮やかなものになるんじゃないかと思います。
弊社の社長の松本も「人間音痴になったらあかん、相手の心の動きを敏感に感じるんや」ってよく言ってます。
でも感じるって何なんでしょうか?
そこで今回はそんな「感じる力」について、様々な文献や人の言葉を元に理解を深めていきたいと思います!
人生を豊かに生きるヒントがあるかもしれませんよ?
今の気持ちは?という問いに常に答えることができる?
「今あなたはどんな気持ちですか?」
この画面に向かう人の中には、昨日5年間付き合った彼女にフラれ仕事をする気にもなれず腫れた目をこすりながらこの記事を読んでいる方もいると思いますし、新しく配属された部署の先輩が可愛すぎてエクセルの使い方を教えてくれる度に先輩との距離が急接近してドキドキする毎日を送る方もいると思います。(皆さんちゃんと仕事してください?)
でも実際はそんな分かりやすく感情が動くイベントばかりの毎日ではなく「なんか解らないけどモヤモヤする」「なんか最近機嫌いいねって言われる」などなど自分の感情を認識できないときのほうが多いんじゃないでしょうか?
今の感情を常に把握しているのは実は意外と難しかったりします。
僕が高校生の時、なんかイライラしてる時があったりして、そんな時に面倒くさい頼まれごとをされると、頭の中では「よーし!がんばるぞ!」って思うんですけど、ぜんぜんやる気が出ない時がありました。
けど、当時好きだった女の子からメールが来ると、さっきまでイライラしてたのが吹っ飛んで、頼まれごとを笑顔でこなしちゃったりしてました。(単純か)
何でこんな話を引っ張り出してきたかというと、人は自分が今どんな感情なのかを把握しないとその感情をコントロールすることが難しいということをお伝えしたいからです。
感情をコントロールするにはまず自分が「あー、俺今めっちゃイライラしてるわ、イライラというか焦ってる?いや不安なのかも」と自分の感情を把握して、「あー、そうだわ、あの子からのメールがもう2日も返信きてないんだ」って理解出来たら、今の自分にピッタリな励ましの言葉って何だろう?って考えられるかもしれません。
他にも、自分の感情を把握する習慣をつけると、より多くの感情を感じられるようになったり、人の気持ちがわかる様になったり、感情をコントロールしたりなど、自分の気持ちを把握するというのは感じる力をつける基本になると思います。
感情を大きく分けたら「好き」と「嫌い」
今の漠然とした気持ちを押測ることができない。
こうやってこの記事を書いている今も、感情は何色かに染まっていて、それが焦りなのか、ワクワクなのか解らないけど、この記事を早く書き切ってやろうとしています。
「自分の気持ちに素直になれよ!」とかいうセリフって漫画とかドラマでよく出てくるけど、やっぱり「で、でも…良くわかんないよ!」て言っちゃう主人公の気持ちはよくわかるような気がするなぁ。自分の感情に気づくこと、把握することは、やっぱり難しい時があります。
昔読んだ「『感じる力の鍛え方』EQ」という本に書いてありました。
感情は大きく分けると「好き」と「嫌い」に分けられる。
感情は無意識に始まって、無意識のうちに終わります。
何だか解らない状態は感情に支配されている。
とあります。
ちょっと、ここで少し今の自分の気持ちに向き合う時間を作ってみませんか☆
出典:亀の遠写近写
窓から見える空を見上げてみる。
今の自分の気持ちか~。この感情は好き?嫌い?
遠足前夜のソワソワとか、映画館で映画を観る前のワクワクとか、割と好きな感情だな。
逆に朝目覚めて携帯をチェックするも、気になる人からのラインは既読スルーのままだった時の落胆とか、「え!錦織圭って27歳なんだ!俺と4つしか変わらないじゃん!」てなったときの何とも言えない焦りとか、割と嫌いな感情。
今の自分の気持ちはどちらかと言うと嫌いな感情に近いかもな。
何かに焦っている気がする。何に焦ってるの?……
と、こんな感じで考えてみると、ある発見がありました。
今の感情を感じようとするとき、ヒントになるのは過去の記憶なんじゃないかと思います。
だから前例のない感情は覚えておきたいですね。
そうやって人の気持ちや自分の気持ちが解る人になっていくんだと思います。
今の自分の気持ちが解ったらどうしたらいいんでしょうか?
「あいつの気持ち、わかってやれよ!あいつアメリカ行っちまうぞ!」
と言われた主人公は自分の気持ちとあいつの気持ちに気付き、タクシーを捕まえ成田空港に急ぎますが、渋滞にひっかかり、車を降りて走って空港に向かいます。
「行くな!間に合え!伝えなきゃいけないことがあるんだ!」と走りながら、つっかえていた気持ちが晴れて、走り出した足はどんどん速くなります。
そんなふうに、今の気持ちがわかったら、それを自分の力に変える事ができます。
本当にポジティブな人
そんな気持ちを力に変えられる人を、僕はポジティブな人と呼んでいます。
感情的になるのではなく感情を上手く使っている人です。
「ブリッジ・オブ・スパイ」という映画の中で、捕虜になったロシア人スパイが弁護士に「不安じゃないか?」と尋ねられるシーンがあります。そのロシア人スパイは「不安は役に立ちますか?」という質問で返し毅然としてみせます。
不安を小脇に抱えながら不安を強さに変えている人は最強なのではないかと思います。
一方で、自分の感情を無視したポジティブがあります。
「顔晴ります!(がんばります)」とか「お元気様です!」とか謎のポジティブワードを使っている人、心に鎧を纏って、そもそもネガティブな感情なんか無かったことにする人。
そういう人はポジティブなんじゃなくて、怯えている人なんじゃないかと思うことがあります。
僕もそうなるときがよくあります。
ナウシカだったら「あなたは何を怯えているの?まるで迷子のキツネリスのよう」って言うでしょうねー
負のエネルギーがある意味
不安な感情や、思い通りにいかない憤りなど、負の感情は何の為にあるんでしょう?
昔読んだ「『感じる力の鍛え方』EQ」をもう一度パラパラと読み返してみるとこんなことが書かれていました。
怒りは反骨心を生み出します。
不安は勇気を生み出します。
恐れの先に希望があります。
寂しさを感じるから優しさを知ります。
悲しみを感じることで喜びの意味を理解します。
思い返してみれば負の感情があったからこそ頑張ってこれたことが沢山あるような気がします。
負の感情とも仲良くしてあげることが本当にポジティブな人の特徴なのかもしれません。
まとめ
ここまでEQ理論を元にこの記事を書きました。
生きていたら色んな気持ちになることがあります。
感じる力と、それを力に変える力があれば、人生はより良いものになるんじゃないかと思います。
23歳の僕はまだまだ悩むことがあります。
それでも色んな感情を大事にしながら、80歳になっても多感な人間でいれたらいいなと思います。
劣等感とかコンプレックスとか喜びとか希望とかを言葉にするのが苦手で、それを仕事や人間関係や作品に良い形で表現することが出来たらいいなと想います。
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